国語言葉の意味

「くどくど」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「くどくど」について解説する。
端的に言えば「くどくど」の意味は「話や文章が長々しつこくて煩わしいさま、同じことをしつこく繰り返すさま、思い切りの悪いさま」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んだ。一緒に「くどくど」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/flicker

仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。

「くどくど」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 31188447

それでは早速「くどくど」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「くどくど」の意味は?

「くどくど」には、次のような意味があります。

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある。形容詞「くどし」の語幹を重ねた語)

① しつこく繰り返して言うさま、うるさく長々としゃべるさまを表わす語。

② 思いきりの悪いさまを表わす語。ぐずぐず。くよくよ。

出典:コトバンク

「くどくど」は同一の内容を何度も繰り返して述べる様子を表す擬態語。愚痴・弁解・説明など同一の内容を繰り返し何度も述べる様子を表し、聞き手の迷惑・侮蔑・嫌悪・不快の暗示を伴います

「くどくど」の語源は?

次に「くどくど」の語源を確認しておきましょう。「くどくど」は「口説く」から派生した言葉です。それでは「口」と「説」の漢字の成り立ちについて説明しましょう。「口」は口の形を描いた字です。「説」は言葉を表す「言(ごんべん)」と、述べる意味の音を示す「エツ」とを合わせた字。言葉で自分の考えを「のべひろめる」意味を表します。

\次のページで「「くどくど」の使い方・例文」を解説!/

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