国語言葉の意味

「あっけらかん」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「あっけらかん」について解説する。
端的に言えば「あっけらかん」の意味は「事の意外さにあきれて、ぽかんとしたさま。少しも気にせずけろりとしたさま」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んだ。一緒に「あっけらかん」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/flicker

仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。

「あっけらかん」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 70100429

それでは早速「あっけらかん」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「あっけらかん」の意味は?

「あっけらかん」には、次のような意味があります。

[副]《「あけらかん」の音変化》

1 驚いたりあきれたりして、ぼんやりしているさま。「あっけらかんと眺めていた」

2 何もなかったように平気でいるさま。何事もあまり気にせず、けろっとしているさま。「注意されてもあっけらかんとしている」

出典:コトバンク

「あっけらかん」は対象に対する執着がなく深く考えていない様子を表します。本来重大に受け止めなければならない事柄に対して、主体が深く考えずこだわっていないことに、話者の慨嘆が暗示されますよ。

「あっけらかん」の語源は?

次に「あっけらかん」の語源を確認しておきましょう。「あっけらかん」は「あんけ」に接尾語の「ラ」と「カン」が付いて「あんけらかん」となり、促音化した言葉です。

\次のページで「「あっけらかん」の使い方・例文」を解説!/

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