国語言葉の意味

「ギクシャク」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「ギクシャク」について解説する。
端的に言えば「ギクシャク」の意味は「物の動き、人の言動、人間関係が円滑でないさま」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んだ。一緒に「ギクシャク」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/flicker

仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。

「ギクシャク」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 59044969

それでは早速「ギクシャク」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「ギクシャク」の意味は?

「ギクシャク」には、次のような意味があります。

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)

① 物の節目などが、角立って折れ曲がっているさまを表わす語。

② 言語、動作などが円滑でなく、ぎごちないさまを表わす語。

出典:コトバンク

「ギクシャク」は人間関係などが円滑でなく、小さな対立が存在する様子を表します。本来協調し合っていくべき人間関係がうまく呼応し合わない様子を表し、慨嘆と違和感の暗示がありますよ。

「ギクシャク」の語源は?

次に「ギクシャク」の語源を確認しておきましょう。「ギクシャク」は「びっこしゃっこ」から派生した言葉です。「びっこしゃっこ」が後に「びくしゃく」と発音されるようになり、そこに「ギスギス」という言葉が加わり「ギクシャク」という言葉が生まれました。

\次のページで「「ギクシャク」の使い方・例文」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: