国語言葉の意味

「べらぼう」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

「べらぼう」の使い方・例文

「べらぼう」の使い方について例文を挙げて解説していきます。この言葉は、たとえば以下のように用いられますよ。

1.いくら松茸だからって一本五千円とはあまりにもべらぼうだ。これでもいろを付けたんだって八百屋の親父は言い張るんだ。本当にあほらしい。

2.親子二代ローンでやっと手に入れた土地にまた税金がかかるだなんてべらぼうな話はない。これじゃ海外旅行にも行けなくなる。

3.あの骨董屋の奴、人の足元を見やがってべらぼうな値段をつけやがった。複写したイラストが八百万もするか?店の前でおしもんどうを繰り返して、最後に奴は江戸時代の黄表紙を売りつけてきやがった。

4.東京の地価はべらぼうに高いから関東に住むんだったら千葉や栃木の方がいい。埼玉県や茨城県もいいよな。

5.あいつはごくつぶしのくせに酒と落語がべらぼうに好きだぜ。この間親父に罵倒されてるところを見かけてよ、そしたら彼奴俺は見世物じゃねえってヘラヘラ笑いやがるんだ。色男金と力はなかりけりだな。

6.べらぼうめ。何をぬかしやがる。もうたくさんだ。

ここでは「べらぼう」の用法について説明しましょう。例文1は述語、例文2と例文3は名詞にかかる修飾語、例文4と例文5は述語にかかる修飾語、例文6は感動詞の用法です。例文6はとても古風な表現になり現在ではあまり用いられません。相手の言動をののしる意味で強い侮蔑の暗示を含みますが、怒りや憤慨の暗示は少ないです。日常的には「ばか(野郎)」などを用いますよ。

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目標を見定めずに行動を起こす様子を表す言葉に「めくらめっぽう」がある。「めくらめっぽう」は主体が目標を見定めずに行動を起こしている様子を第三者が軽い慨嘆と侮蔑の暗示を伴って評する語で、自分自身の行為についてはふつう用いないんだ。また「めくらめっぽう」は「やみくも」に似ているが、「やみくも」は行動を起こす際に思慮に欠けているというニュアンスで、自暴自棄の暗示があるぞ。

「べらぼう」の類義語は?違いは?

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「べらぼう」と似たような意味をもつ言葉をご紹介します。さっそく見ていきましょう。

その1「めったらやたら」

「めったらやたら」は表現としてはとても冷静で、分別がないことを強調する様子を表し、打消しや禁止の表現に呼応する名詞にかかる修飾語として用いられます。例えば「もし高橋部長が失脚したら後任は誰かなあ。しっ、めったらやたらなことを言うもんじゃないぞ」での「めったらやたら」は「めった」に比べて話者の危惧と慎重さがより強調されるニュアンスになりますよ。また「べらぼう」との違いは「べらぼう」は程度が非常にはなはだしい様子を表し、憤慨・慨嘆の暗示を伴うという点です。

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