国語言葉の意味

「お力添え」の意味や使い方は?例文や類語を読書好きのインタビューライターがわかりやすく解説!

1.「ご尽力」

「ご尽力」は、「ある事をなすために、力をつくすこと、または努力すること」の意味で、「尽力」の丁寧語です。

「お力添え」と同様、目上の方に協力してもらったとき、「ご尽力いただき」と表現します。さらに改まった場面では「ご尽力を賜り」が相応しいでしょう。

ただしこの「ご尽力」を使う場面には注意したいポイントが。

自分からお願いして助けてもらいたいときや依頼したいときに「ご尽力をお願いします」という言い回しは、失礼にあたります。

この場合には「お力添えください」を使うのが良いでしょう。

2.「ご支援」

「ご支援」は、「援助」のやや改まった表現で、丁寧語の表現ですが、「お力添え」よりはカジュアルな言い回しと言えます。

仕事の場面だけではなく、日常会話や、お小遣いなどお金の工面をお願いするような場面でも使われ、耳なじみある表現でしょう。

3.「ご助力」

「ご助力」の「助力」とは、「力を貸す、手助けする」といった意味で、目上の方など、相手に対して述べるときは、「ご助力」と丁寧語を用います。

また、この表現は、自らの行為に対しても用いることもできますが、その場合は、「助力」と使い分けましょう。

「お力添え」の対義語は?

厳密には、「お力添え」の対義語は、ないと言えるでしょう。

ここでは、反対の意味合いにあたるような表現をご紹介します。

「お役に立つ」

少しカジュアルな表現ではありますが、「お役に立つ」が使われることは多いでしょう。

「ご支援」などと同じくらいのカジュアルさ、ととらえるとわかりやすいかもしれません。

「お力添え」の英訳は?

image by PIXTA / 56336967

「お力添えありがとうございます」といったニュアンスの表現と例文をいくつかご紹介します。

海外の方とのコミュニケーション、特にビジネスメールをやり取りする際に、ぜひ参考にしてください。

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