

自分一人きりの力だけでできることは、たかが知れている。
誰かと一緒に協力したり、助けてもらったりしながら、物事を成し遂げていくことの大切さがよくわかるな。
「お力添え」の使い方・例文
「お力添え」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.先日のイベントでは、お力添えいただき誠にありがとうございました。
2.今回の企画に際し、お力添えのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
3.ご多用のところ大変恐れ入りますが、お力添え賜りたく、ご連絡させていただきました。
例文1は、目上の相手などから助けてもらった際に、感謝の気持ちと伝えたい時の代表的な言い回しです。ビジネスシーンにおいて、きちんとしたお礼が述べられることは、社会人のマナーとして非常に大切でしょう。
例文2は、助けてもらいたい内容を記載した仕事のメールなどで、本文の最後などに用いることの多い文言です。
例文3は、ビジネスシーンで相手から助けてもらいたいときの、より丁寧な言い回し。「ご多用のところ」「大変恐れ入りますが」というクッション言葉を用い、“いただく”の謙譲語である「賜る」を使って、目上の相手に対し、より丁寧に、お願いの気持ちを表現できます。

いずれの表現も、覚えておくと便利な使える言い回しと言えるだろう。
こういった表現がサラリと使えるようになると、取引先や上司とのコミュニケーションもスムーズになるし、一目置かれる存在になれるぞ。
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