国語言葉の意味

「忌々しい」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「忌々しい」について解説する。

端的に言えば忌々しいの意味は「腹が立つ」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

最近は忌々しく思うこともなく平穏な毎日を過ごす、読書家ライター伊勢雄真を呼んだ。一緒に「忌々しい」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

y.ise

ライター/伊勢雄真

理工学部に所属する現役大学生。読書が好きで自然科学分野から人文学・社会科学まで幅広く読む。
読書で培った様々な知識と理系の勉強で養った論理的思考力で、みなさんを「忌々しい」の奥深い世界に誘ってくれる。

「忌々しい」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 56796400

みなさんは「忌々しい」の読み方をご存知でしょうか?

今回は、桜木先生と一緒に「忌々しい」の意味を見ていきましょう。

「忌々しい」の意味は?

まず、忌々しいを辞書で検索すると以下のような意味になります。

1.非常に腹正しく感じる。しゃくにさわる。
2.けがれを避けて慎むべきである。遠慮すべきである。
3.不吉である。縁起が悪い。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「忌々しい」

忌々しいの読み方は「いまいましい」となります。意味は上記の通りです。忌々しいは本来「不吉なものや穢れたものを避けて慎む」という意味でした。そこから、そういったものが縁起が悪い、残念だ、という意味に変わり、現在の腹立たしいという意味が生まれていったとされています。

「忌」という漢字にも触れましょう。部首がこころで、己という部分が「キ」という音を示す形声文字です。「己」には糸筋を整えるという意味があります。そこから心を整えるという意味となり、不吉なことがあったので慎むべきだという「忌」という漢字が生まれました。

「忌」という言葉自体を見ていきましょう。次をご覧ください。

1.(忌み)死・不浄など、はばかりのあること。

2.(忌み)人の死後、近親者が、暫くの間家に慎みこもること。喪。喪中。

3.(忌み)陰陽道などで、ある邦楽・日取りなどを憚って避けること。もの忌み。かたたがえ。

4.ほかの語の上について複合語を作り、穢れを清めた、神聖な、の意味を表す。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「忌み」

「忌」には二方面での意味がありますね。1つは汚らわしいというマイナス方向もう一つは汚らわしいものを清めたというプラス方向です。1.~3.はマイナス、4.のみプラスの方向になります。この点は頭に入れておきましょう。それぞれの意味に補足コメントを入れます。1.のはばかりとは遠慮すること、差し支えることといった意味です。3.の陰陽道とは平安時代ごろに全盛だった占いのことですね。詳しいことは後々桜木先生に教えてもらいましょう。4.は接頭語での働きについてです。

次のページを読む
1 2 3
Share:
y.ise