国語言葉の意味

「投擲」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

1.昨年のシーズン最後に樹立した新記録を、早くも更新する投擲となった。
2.今年は、男子も女子もアジアでは投擲種目で優勝しているが、ヨーロッパとのレベルにはまだ差がある。

1では、投擲競技において「試技をすること」という意味合いで使われています。「手を使って、ものを遠くに投げる」ことを競う競技を行っていることを意味しているのです。このような場合に限らず、手りゅう弾などを投げて使うことも「投擲」が指し示す範囲に含まれます。

また、2では「砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げ」といった投てき種目全般を指す形です。実際に日本は、アジアクラスではメダルを獲得する選手も多くいますが、世界規模の大会では中々結果を残せていません。

しかし、100m走やマラソンといった、身体能力や心肺機能に左右されがちな陸上競技において、ハンマーなどの道具を使う投擲競技は、テクニックも必要なため、日本人選手が体格で勝る欧米の選手と肩を並べることができる種目もあります。

「投擲」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

「投擲」の類義語として挙げられる言葉には、「投球」「送球」「放り投げる」といった言葉があります。それぞれの言葉と「投擲」の違いは、手を使って物体を投げる「物=球」に限定されるのが、「投球」であり「送球」です。

それだけではなく、投球と送球は投げる際に狙う場所も決められています。一方で「放り投げる」は、投げる方向などのすべてが定まっていないときにも使えるイメージです。また、物体に限らず仕事などにおけるノルマなど、実体のないものをどこかに放り投げてしまうという意味から、「途中でやめる」という意味でも使うことができます。

その1「投球」

「投球」とは「ボールを投げること。特に野球におけるピッチング。」を指します。「投擲」が円盤やハンマーなど、陸上競技における物体を投げる行為だったのに対して、投球は主に野球で使われる言葉、それもピッチャーが投げることに使われることが多い言葉です。

また、小石や手りゅう弾のようなものを投げる際にも「投球」は使うことはできません。

「投球」はピッチング以外の所で使われる際にも「ターゲットに対して、精密に狙う」イメージが強いのが特徴です。

1.夏の選手権に群馬代表で初出場の中村投手が、ミズノのグラブを振り上げて投球モーションに入った。

\次のページで「その2「送球」」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: