端的に言えば、追記の意味は「あとから付け足して書くこと」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
元新聞記者で、ライター歴20年のトラコを呼んです。一緒に「追記」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/トラコ
全国紙の記者を7年。その後、雑誌や書籍、Webでフリーの記者などとして活動中。文字の正確さ、使い方に対するこだわりは強い。
「追記」の意味は?
「追記」には、次のような意味があります。辞書や辞典で調べてみました。
[名](スル) あとからさらに書き足すこと。また、その文章。「遺漏した事項を追記する」
出典:デジタル大辞泉(小学館)「つい-き【追記】」
この追記の意味は、あとからさらに書き足すこと、またはその文章です。追記は「ついき」と読みます。類語(類義語)として、加筆、付記、追録、付載、追伸、補記など多くあり、それぞれ意味が微妙に異なることも。
社会人だと、日ごろから「追記する」「追記あり」「追記事項」などで使われる場面に、手紙やメールなどで遭遇することが多々あるでしょう。特に、ビジネス相手に送る際など、注意が必要です。
「追記」の語源は?
次に、「追記」の語源を確認しておきましょう。
追記という言葉そのものの語源は不明です。
ただ、「追」はあとをおう、以前の事がらについて行うことなどを意味し、「記」は書きつける、しるす(記す)といった意味を持ちます。
「追記」の使い方・例文
続いて、「追記」の使い方を、例文を使って見ていきましょう。
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