
1.ギターを中古で安く購入した。しかし、音がすぐにならなくなり、修理代で結果として高くなってしまった。
2.棚を購入したが、自分で組み立てないといけないがために道具などの購入で高く付いてしまった。
3.このサイトで会員登録する場合、人によっては高く付くことがあるので注意が必要です。
一つずつ見ていきましょう。
1.は前提と結果が分かりやすいですね。「ギターを中古で安く購入した」が前提です。後半部分が結果で、最終的な支払額が大きくなったことが分かりますね。「高く付く」を使う条件に適しています。
2.を見てください。これは前提に書かれてないことがありますね。この人が購入した棚は、自分で組み立てるタイプだったために安かった。しかし、この人は組み立てるのに必要な道具を持ってなかった。これが前提です。結果の部分は道具の購入で、支払額が増えたというところですね。
3.の前提は「人によって」です。結果が明らかではないですね。恐らく、足りないものを買う必要があるとかそういった類のことで、やはり最後に払う額が大きいのです。
2.や3.のように一部を省略することもありますので、随時補って読むようにしましょう。
その1「割高な」
「割高な」は品質や分量に対して高価なさまを指します。これは、購入時の金額はともかく、ふたを開けてみれば商品の質が悪く結果としては高い買い物になってしまった様ですね。購入時の価格は問いません。「高く付く」と似た使い方なので、入れ替えて使っても意味が通じます。
その2「安物買いの銭失い」
これは、安物なものを買うと、品質が悪かったり、すぐに買い替えなければならなかったりするためにかえって損するという意味です。「高く付く」の教訓的なニュアンスが大きいですね。
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