
「おずおず」の使い方・例文
「おずおず」の使い方について例文を挙げて解説していきます。この言葉は、たとえば以下のように用いられますよ。
1.新入社員がおずおずと社長室に入っていく様子から内気で臆病な感じがした。関連会社にもシャイな新人が多いと聞く。心配だが可能な限り結果を出して欲しい。
2.「テストの時に和英辞典で用語や単語を調べた人」という問いかけに、一部の生徒がおずおずと手を挙げた。教師は「みんな、今後実施するテストでは辞典や辞書を使用しないでオールエスを目指そう」と励ました。
3.一年生議員はおずおずとした態度で質問した。
ここでは「おずおず」の用法についてそれぞれ説明しますね。例文1「新入社員がおずおずと社長室に入っていく」では「と」が付いて述語にかかる修飾語になりますし、例文3「一年生議員はおずおずとした態度で質問した」では「…(と)した」が付いて名詞にかかる修飾語になります。
その1「おどおど」
「おどおど」は態度に落ち着きがない様子を表す表現。主体が懸念・危惧や不安のために、態度に落ち着きがない様子を表しますよ。例えば「男は警官の質問におどおどした態度で答えた」などは「…した」がついて名詞にかかる修飾語になりますし、「教授の鋭い指摘に思わずおどおどしてしまった」では「…する」がついて述語になります。「おどおど」は「おずおず」に似ていますが、「おずおず」は懸念・危惧や自信のなさなどのために、決断した行動がとれない様子を表しますが、恐怖や危惧の暗示は強くありません。
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