国語言葉の意味

あまり良くない事態?「咎める」の意味や使い方・派生語などを言葉大好きライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「咎める」について解説する。「咎める」は知名度としてはまあまあで、そう難しいものでなくても文学なんかにはよく出てくるから、知ってる人も多いだろう。だが意味はいくつもあり、意外に全部知っているという人は少ないという側面も持っているな。元建築系企業社員、現言葉大好きライターのsasaiを呼んだ。一緒に「咎める」の意味や使い方、派生語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/sasai

元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。

「咎める」ってどういう意味?

image by iStockphoto

「咎める」の意味は以下の通りです。

1.悪いことをしたと心を痛める。
2.傷やはれものをいじって悪くする。また、悪くなる。
3.過ちや罪・欠点などを取り上げて責める。非難する。
4.怪しんで問いただす。

出典:goo辞書「咎める 意味」

「咎める」は意味が4つもある言葉です。似たような意味に考えられるものもあるかもしれませんが、定義上異なるためきちんと確認してください。また、以前から知っていたという人も漏れが無いか知識の確認をした方が良いでしょう。

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言葉の学習に限らないが、知識は0から知る時よりも、むしろ妙な予備知識がある時の方が頭に入りにくい。物を調べる時は知っている部分に差しかかっても、知っているからと雑に流し読みしないで確認するべきだな。

その1:自分の心が痛む「咎める」

「咎める」には「自分で自分を責める」という意味があります。多くは自分で何か悪いことをしたという自覚があり、それを気にしている際に使われることが多いです。使い方としては「良心が咎める」「気が咎める」などと表現し、自分の心が自分を内側から攻めているという言い回しになります。

また、このとき他人が自分を責めているかどうかは関係がありません。他人が自分の落ち度に気づいていようといまいと、自分が自分を責めている状態を示します。

\次のページで「その2:身体的な怪我に関わる「咎める」」を解説!/

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