国語言葉の意味

「頓挫」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校校舎長がわかりやすく解説!

1.計画を綿密に立てないまま見切り発車してしまったので、早くも頓挫しそうだ。
2.大地震と台風被害の影響が重なり、工事は頓挫してしまった。
3.メンバーが次々とスキャンダルを起こし、アイドルグループの活動は頓挫した。

いずれも「勢いが弱まる、計画や事業、活動が途中で中止になる」という意味を持っていることが分かると思います。

例文1はビジネスシーンを想定しました。新しいプロジェクトを始めたのに、無計画だったために勢いがあったのは始めだけ。早くも失速し、中止になりそうだ、という意味です。何ごとも計画は大切ですね。

例文2は工事の中止を、例文3はグループの活動中止を「頓挫」で表現しています。「頓挫」は計画やプロジェクトだけではなく、工事や活動といった「一定期間の継続が前提である出来事」に対しても使えるのですね。

「頓挫」の類義語は?違いは?

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人間は何かと「頓挫」しやすいもの。したがって「頓挫」の類義語も数多くあります。代表的な3つをご紹介しましょう。

その1「中断」

「中断」とは「進行中の物事が途中でとぎれること」を意味します。似た表現に「中止」がありますが、使い方が少々異なるので注意しましょう。「中断」は再開の可能性があることに対して、「中止」は再開の可能性がないことに対して使われます。

その2「挫折」

「挫折」も「頓挫」の類義語ですね。「目的をもって続けてきた仕事などが中途でだめになること、くじけ折れること」という意味です。誰しも一度は経験があるのが「挫折」、気分の落ち込みや精神的なダメージといったニュアンスも含まれます。

その3「失敗」

「失敗」は日常的によく使いますね。「頓挫」、つまり物事が途中で終わってしまうということは、当初の計画は成し遂げられなかったということですよね。計画が「頓挫」したことを、すなわち「失敗」と表現しているという意味の類義語になります。

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