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【慣用句】「不徳の致すところ」の意味や使い方は?例文や類語を現役文学部生ライターがわかりやすく解説!

「不徳の致すところ」の類義語は?違いは?

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次に、「不徳の致すところ」の類義語や言いかえ表現について見ていきましょう。

その1「私のせいです」

「不徳の致すところ」という表現の「自身に原因がある」という部分を表しています。

よりカジュアルな表現なので、程度が軽い場合や立場の近い人物に対して使うと良いでしょう。少し稚拙に聞こえる可能性があるため、正式な場や書面上では避けるのが無難です。口頭で軽く言うときにに違和感なく使うことができます。

また、単体では謝罪の気持ちは含まれていないので、合わせて「申し訳ございません」「すみません」といった謝罪の言葉を使ってくださいね。

その2「私の責任です」

その1同様、「自身に原因がある」状況を示しています。よりフォーマルにも使える表現なので、「不徳の致すところ」を使う程の重大なミスでないときに使えるでしょう。

例文の2のように、自分自身のミスではなく部下などに落ち度がある際の「監督不行き届き」について謝罪するときにぴったりです。部下の失敗も自分の責任と言える姿は頼りがいがありますね。

その3「非を認めます」

その1、2とほとんど同じ意味ですが、上から目線、しぶしぶといったニュアンスがにじむ表現です。

「~という点についてはこちらの非を認めますが、○○に関しては…」のように、自身に責任のある点が部分的である場合に使うことが多いでしょう。

他の表現に比べて反省の気持ちがあまり表現されない言葉ですので、挑戦的な発言に捉えられかねず使う場面に気を付けたい表現です。

「不徳の致すところ」の対義語は?

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「不徳の致すところ」には、明確な対義語はありません。

反対の意味というと「私の人間性のせいではない」ということになります。

該当する単語はないのでどうしても反対の意味を表現したい場合は「私の責任ではございません」などでしょう。

ただし、一般的にビジネスの場などオフィシャルな場面では自分以外に責任の所在を指摘するのは印象が良くないため、あまり使わない方が良いとも言えます。

「不徳の致すところ」の英訳は?

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英語で「不徳の致すところ」のように深い謝罪を表したいときはどのように伝えられるのでしょうか。

\次のページで「その1「This is all my mistake.」」を解説!/

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