国語言葉の意味

「その節は」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターがわかりやすく解説!

1.その節はどうもありがとうございました。
2.その節は多大なるご迷惑おかけしてまい、大変申し訳ありませんでした。
3.その節はお世話になりました。

例文1は、会話を始めるきっかとして「その節は」を用いた例です。例えば、1週間前に一緒に仕事を行った人とたまたま出くわした際に、「その節はどうもありがとうございました。」と使う事が出来ます。「その節はどうもありがとうございました」と使う事で、あまり親しくない相手でも、スムーズに会話に入る事が出来るでしょう。また、「その節は大変お世話になりました。」の方が、丁寧な言い回しになるため、使い分けるのがいいでしょう。

例文2と3は、「謝罪文」として「その節は」を用いた例になります。「その節はどうも」「その節はありがとうございました。」など、感謝の気持ちを伝える際に使われる事が多いですが、実は謝罪をする時にもよく使われるのです。「その節は」は、過去を指している場合、感謝と謝罪のどちらでも使用できます。

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「その節は」は「未来の出来事」に関しては使えないので注意しよう。「その節は宜しくお願い致します」「その節はお世話になります」といった使い方をする人もいるが、これは「未来の出来事」を指しているため、間違いになる。

また、「その節は」は、過去の出来事を指しているが、数年数十年前の遠い昔の出来事を指して使ってしまうと、話が伝わらなくなってしまう。「その節は」を使うときは、それほど時間が経っていない出来事に対して使おう。もし、数十年前の出来事に対して使う時は、「〇〇からもう〇〇年ですか。その節は、大変お世話になりました」のように、軽く触れてから「その節は」を使うのがいいだろう。

「その節は」の類義語は?違いは?

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「その節は」とは、「過去のある時点、ある出来事」を指す言葉でした。そんな「その節は」の類義語はどのようなものなのでしょうか。

その1「その際」

「その際」とは、「ある特定の時点または場合を指すときの表現」「その時」を指す言葉です。「その際」は、過去の出来事ではなく、「現在」または「未来」の出来事に対して使用します。つまり、「その説は」と正反対の意味を持っているのです。

・その際はご迷惑おかけするかもしれませんが、ご一考お願いいたします。

・明日の15時に、御社までご挨拶にお伺いいたします。その際は、どうぞよろしくお願いいたします。

・稀に誤作動によって非常ベルが鳴る場合があります。その際は、冷静な行動を心掛けるよう、お願い致します。

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