国語言葉の意味

「在中」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「在中」について解説する。

端的に言えば在中の意味は「封筒に入っている内容を表す言葉」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

塾講師歴5年のれお先生を呼んだ。一緒に「在中」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/れお先生

教壇に立って、授業をすること5年。今も現役塾講師として、中学生・小学生を指導している。塾での経験を活かし、子供でも分かりやすい記事の作成を心がける。

「在中」の意味や使い方まとめ

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アルバイトの応募や就職活動で一度は「在中」という言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか。封筒に書く名前、住所に比べると本当に「履歴書在中」と書く必要があるのでしょうか?その疑問を解消するためには、「在中」の意味を正しく知る必要があります。早速「在中」の意味や使い方を見ていきましょう。

「在中」の意味は?

「在中」には、次のような意味があります。

ざい‐ちゅう【在中】
[名](スル)中に書類・金品などが入っていること。また、そのことを封筒や包みなどの表に示す語。「書類が―している袋」「請求書―」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「在中」

「在中」とは、封筒や包みの表に書く言葉です。封筒は見た目が全て同じなので、「在中」と書くことにより中に何が入っているのかを表す言葉となります。封筒に書く名前や住所とは異なり、送る相手への配慮です。「○○在中」と書かなくとも相手へ届きますが、ビジネスマナーとして書く方がよく、相手の印象も良くなります。

「在中」の使い方・例文

「在中」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.相手企業に見積書を封筒で渡すので、相手に分かるように封筒の表に見積書在中と書きましょう。

例文は、見積書が入っていることが分かるように見積書在中というように「在中」を使っています。例文のように「在中」という言葉は、「○○在中」というように使い「在中」単体で書くことはありません。なぜなら、入っているという意味が「在中」なので、何が入っているのか書かないと相手には伝わらないからです。

また、「見積書在中」以外によく使われる言葉は、「履歴書在中」「契約書在中」「領収書在中」「発注書在中」「重要書類在中」などがあります。ビジネスシーンでよく使う言葉なので、ビジネスマナーとして正しいルールがあり、当たり前に使えることが重要です。「在中」の使い方を次項で紹介していきます。

「○○在中」の正しい書き方

「○○在中」を正しく書くポイントは、「位置」「色」「大きさ」の3つです。まずは、「位置」から説明をします。「○○在中」と書くうえで、「位置」を決まるのは封筒が縦書きなのか横書きなのかです。縦書きであれば左下、横書きであれば右下に書きます。次に文字の「色」です。赤色もしくは青色で書きます。相手が受け取ったときに分かりやすいことが大切なので、名前や住所と同じように黒色で書くことは避けましょう。また、赤色が適さないパターンがあります。それが、金銭に関係している書類が入っているときです。赤色で書くことにより「赤字」を連想させるので、「見積書在中」や「請求書在中」を書くときは青色を使うように使い分けも覚えましょう。最後に文字の「大きさ」です。名前や住所よりも、少し小さく書きます。また、「○○在中」と書いた後は、長方形で囲むことも忘れないようにしましょう。

現在は、封筒にはじめから「履歴書在中」や「見積書在中」などの言葉が入っている封筒があります。また、「履歴書在中」と書いたスタンプも売っていますので、必ず手書きで書く必要はありません。封筒を受け取った相手が分かりやすいと思う方法で書くことが重要です。

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「○○在中」という言葉を書くことは、ビジネスマナーだ。だからこそ、なぜ書かなくてはいけないのかということを飛ばして、覚えている人も多いのではないだろうか。そこから1歩先に進むためには、なぜ必要なのかを知り、相手を思った行動を足していくもしくは引いていくことが重要だ。知らなくて行っている行動なのか、知っていて行っている行動なのか意図せずとも相手には伝わるものだ。

「在中」の類義語は?違いは?

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「在中」の類義語は「同封」「添付」「在住」があります。

その1「同封」

「同封」の意味は次の通りです。

どう‐ふう【同封】
[名](スル)封筒の中に手紙と一緒にほかのものを入れること。「返信用の切手を―する」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「同封」

「在中」も「同封」も同じく封筒で使う言葉です。「同封」は、同じ封筒に手紙と他のものを入れているときに使います。例えば、「先日の集合写真を同封しています」のように、何が入っているか伝える言葉です。ただし、「在中」とは異なりあくまでも主は手紙なので、手紙のないものには同封は使いません。

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