

ここで見たように、「至れり尽くせり」には複数の意味があるぞ。大体、寛大な態度や、ゲストに対する細やかな気遣いをかんじるような時に使う言葉だったな。次にこの言葉を英語でどう表現できるか見ていこう。
「至れり尽くせり」の英語表現
「至れり尽くせり」の英語表現の一つは「a hearty reception」です。
「reception」は「受け入れ」「出迎え」や「もてなし」を意味する語。それで「心からのもてなし」という訳になります。
「至れり尽くせり」の精神を汲んだ表現と言えるかもしれません。
それでは、どのように使えるか例文で考えましょう。
1.Yesterday I went to see uncle Tom and he did a hearty reception so much.
昨日、トムおじさんのお家に行ったら、至れり尽くせりの大歓迎だったわ。
2.I really appriciate your hearty reception very much.
本当に、至れり尽くせりな寛大さに感謝いたします。
3.What? Did you prepare gifts too? Oh what a harty reception!
何?プレゼントまで用意してくれているの?わぁ、なんて至れり尽くせりなんでしょう。
「a hearty reception」と似たような英語表現・フレーズは?
最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。
似た表現「take good care of ~」
言い回しは異なりますが、下記でも「a hearty reception」と同じような意味を表現することができます。
それは、「take good care of ~」です。意味は「〜の世話をきちんとする」とか「〜を大事に扱う」というもの。それで、「至れり尽せりしていただいた」などという時に相手を褒める言い方になるでしょう。
しかし、この言葉は「of 」の後にどんな言葉が来るかで意味が随分変わってくるので、要注意です。
それでは、例文で考えましょう。
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