
この言葉の代表的な英訳は「sign」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC915点で、海外経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「兆し」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さくら
子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなどを経験し、三ヶ国語を話す。日常で使う表現を得意とする。
「兆し」の意味と使い方は?
それでは、「兆し」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「兆し」の意味
「兆し」は「きざし」と読み、「萌し」と表記する場合もあります。この場合も読み方や意味は同じですが、植物に関することに使いますよ。「兆し」には、次のような意味があります。
物事が起こりそうな気配。兆候。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「兆し」
「兆し」の使い方・例文
「兆」は象形文字で、昔、吉凶を占う際に用いられた亀の甲羅のひびの形を表しているそうです。ここから、今後起こることを予感させる現象に「兆」が使われるようになったのですね。
次に「兆し」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.日ごとに春の兆しが感じられるようになった。
2.彼の病状に回復の兆しが見え始めた。
3.これらの兆しは相当以前から現れていたようだ。
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