国語言葉の意味

「荘厳」は読み方が3つ!?意味や使い方・例文・類義語を元塾講師ライターが丁寧に解説!

よぉ、桜木健二だ。今回は「荘厳」について解説する。

「荘厳」には読み方が3つ存在することを知っているだろうか。しかも読みによって意味も異なっている。一部は仏教に関連しているため、大切な場面で違う使い方をすることのないよう、ここでしっかり押さえておこう。

大学で日本文学を専攻し、塾講師時代には国語の指導に力を入れていたというカワナミを呼んだ。肝心の意味や例文・類義語などを一緒に見ていこう。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/カワナミ

国語を愛する元塾講師。モットーはわかりやすく丁寧に伝えること。寺社仏閣を巡ることが好きで、近所の神社をはじめ鎌倉や京都に足を伸ばすことも。今、一番行ってみたい寺社は奈良の薬師寺。

「荘厳」の意味・語源

「荘厳」の読みは3つあります。辞書を使って、それぞれの読みと意味を正確に把握しましょう。

「荘厳」の意味は「おごそかで立派なこと」

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「荘厳」の読みは、「そうごん」「しょうごん」「しょうげん」3つ「そうげん」は間違いですので注意しましょう。 意味の違いは「そうごん」と「しょうごん」「しょうげん」の2つに分かれます。

そう‐ごん〔サウ‐〕【荘厳】
重々しくおごそかなこと。おごそかでりっぱなこと。また、そのさま。

しょう‐ごん〔シヤウ‐〕【荘厳】
1.智慧・福徳・相好などで浄土や仏の身を飾ること。
2.仏像や仏堂を、天蓋・幢幡(どうばん)・瓔珞(ようらく)などでおごそかに飾ること。また、その物。

しょう‐げん〔シヤウ‐〕【荘厳】
⇒しょうごん(荘厳)

出典:デジタル大辞泉(小学館)「荘厳」

「そうごん」と読む場合は、重々しく威厳があること、その様子という意味です。広く知られている「荘厳」の意味はこちらですね。「荘」と「厳」の漢字は、どちらも「おごそかにきちんと整える」という意味を持っています。

一方、「しょうごん」・「しょうげん」は、仏教用語です。仏の身や仏像・仏堂をおごそかに飾ること、またはその装飾品(荘厳具:しょうごんぐ)そのものという意味。どちらも同じ意味ですが、「しょうごん」のほうが一般的でしょう。仏教においては、「しょうごん」を行うことで、信仰心や仏の身・ご本尊への敬意を表すと言われています。

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「しょうごん」は聞きなれないかもしれないが、意外と身近にある。お寺の仏堂が煌びやかに飾られているのを見たことはないだろうか。また、葬儀や法事で故人や写真の周りを飾り付けることや仏壇を装飾品で整えるのも「しょうごん」だ。雰囲気を示す「そうごん」としっかり区別しておこう。

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