国語言葉の意味

なぜ「果」と「断」?「果断」の意味・使い方・類義語などを日本放送作家協会会員が簡単にわかりやすく解説

「果断」の使い方

例文で「果断」の使い方を見ていきましょう。

1.社員たちの果断に富んだ仕事のやり方が功を奏し、そのベンチャー企業の業績は順調に伸びていた。
2.市長の果断な対応によって、多くの市民の命が救われた。

最初の例文は、社員たちが失敗を恐れず仕事の決断をしたことで、会社の業績が良くなっていったという意味です。「果断」はよく「果断に富む」「果断に富んだ」のように「富む」という言葉と一緒に使うことが多いですね。

2番目の例文は、市長が思い切った対応をしたことで、多くの市民が助かったという意味ですよ。対応が後手にまわると被害が大きくなりがちです。速やかに果断な行動をとりたいものですね。

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警察小説の名手と言われる作家今野敏を知っているか。『隠蔽捜査』シリーズの第2作は『果断』というタイトルだ。山本周五郎賞と日本推理作家協会賞をW受賞しているぞ。

「果断」を使った四字熟語

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「果断」という言葉を使った四字熟語がありますので、見てみましょう。

「剛毅果断(ごうきかだん)」:意志が強く、思い切って物事を行う

「剛毅」は「意志が強く、くじけない」「気力にあふれて容易に屈しない」という意味です。「剛毅な性格」などといいますね。「剛毅果断」「意志が強く、思い切って物事を行う」という意味です。

「迅速果断(じんそくかだん)」:すばやく決断し実行する

「迅速」の「迅」も「速」も「速度が速い」という意味で、「迅速」は「物事の進み具合や行動が極めて速い」という意味です。「迅速」と「果断」が結びついて、「迅速果断」「物事を速やかに決めて行う」「すばやく決断し実行する」という意味ですよ。

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