国語言葉の意味

「諧謔」の意味や使い方は?例文や類語を文系大学院生が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「諧謔」について解説する。

端的に言えば諧謔の意味は「気の利いた言葉」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

哲学、思想、政治に強い文系大学院生を呼んだ。一緒に「諧謔」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/南原眞一

法学研究科にて哲学、思想、政治を学んでいる現役文系大学院生。本来の専門は20世紀辺りのドイツ政治思想。大衆に訴えかける能力があると指導教授に言われた筆致で言葉を丁寧に解説していく。

「諧謔」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 34825108

それでは早速「諧謔」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「諧謔」の意味は?

「諧謔」には、次のような意味があります。

こっけいみのある気のきいた言葉。しゃれや冗談。ユーモア。「諧謔を弄 (ろう) する」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「諧謔」

諧謔とかいて「かいぎゃく」と読みます。現代の日常生活ではそれほどでてこない用語ですが、それほどめずらしい言い回しというわけではありません。しかし、いざ諧謔とは何かを説明しようとすれば言葉に詰まる人も、みなさんの中では多いのではないでしょうか。これを機会に諧謔とはそもそも何なのかを理解しましょう。

「諧謔」の語源は?

次に「諧謔」の語源を確認しておきましょう。ルネ・デカルトの「困難は分割せよ」とのアドバイスに則って、まずは「諧謔」を分けて考えてみましょう。

は「かい」と読みます。主な意味は三つあって、一つは「適う、ととのう」、二つは「やわらぐ」、三つは「戯れ、冗談」です。諧謔は主に三つ目の意味で用いられています。ちなみに、諧を用いた他の熟語として、調和することを意味する「諧協」(かいきょう)、のびのびとしてやわらぐことをいみする「諧調」(かいちょう)が挙げられるでしょう。

は「ぎゃく」と読みます。意味は、「戯れる、冗談を言う」です。つまり、諧謔は同じ意味をもった漢字が二つ連なって出来上がっています。ちなみに、謔をお用いた他の熟語として、おどけて笑うことを意味する「謔笑」(ぎゃくしょう)、たわむれることを意味する「謔劇」(ぎゃくげき)が挙げられるでしょう。

次のページを読む
1 2 3 4
Share: