
「綺羅星のごとく」の使い方・例文
それでは「綺羅星のごとく」の使い方を、実際の例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.今日のパーティーには、人気俳優や、財界の大物などが綺羅星のごとく居並んでいたらしい。
2.歌謡曲の全盛期とも言える昭和時代は、綺羅星のごとく、たくさんの有名な作詞家や作曲家が活躍していた。
3.アイドルデビューしたばかりの着飾った女性たちが、綺羅星のごとく並んで座っている。
例文1の「綺羅星のごとく」は、地位の高い立派な人が居並んでいる、と言う意味です。例文2では、地位の高い人と言うよりも、才能のある人、優れていて立派な人が大勢いる、と言う意味合いで使われています。例文3は、美しく着飾った人が並んでいる、と言う意味ですね。意味の項目でも説明しましたが、このように、「綺羅星のごとく」は、必ず、複数の人物に対して用いられます。「あの女性は、綺羅星のごとく綺麗」などと、一人の人物に使うことは、よくある間違いですので注意してくださいね。
「錚々たる」
「錚々たる」の読み方は「そうそうたる」です。ニュースなどでも良く使われる言葉ですから、聞いたことがある人が多いでしょう。
「錚々たる」とは、特に優れている人々の集まりの事を言います。スポーツのニュースなどで「錚々たるメンバー」と使われたりしますね。その他には「錚々たる面々」や、「錚々たる顔ぶれ」などが良く使われる表現でしょう。
\次のページで「「綺羅星のごとく」の対義語は?」を解説!/