
ライター/sasai
元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。
私利・私欲を離れて、正直に熱心に事にあたる心。まごころ。
出典:goo辞書「誠意 意味」
上記の引用では「私利・私欲を離れて正直に熱心に事にあたる心」と「まごころ」が両方まとめて紹介されていますが、共通しているのは本人なりに熱心であるという点です。前者はある程度具体的ですが、後者の「まごころ」ということについては指し示す意味の範囲が大きいため、日常で実際に出てくると戸惑いがちな言葉でもあります。
「誠意」の読み方と漢字について
「誠意」は「せいい」と読みます。「誠(せい)」も「意(い)」もごく一般的な漢字であるため、仮に読み方が分からなかったとしても、一度学習すれば比較的簡単に覚えられる言葉です。
文字通り「誠実な意志を持つ」という様子を表しています。本人の人柄が誠実と言うよりは、相手に対して誠実な態度を取っているという場面で使用される場面が多いです。そのため「誠実な人」というと本人の性格が誠実ということになりますが、「誠意ある人」という言い方をすると、そう呼んだ人に対して誠実な態度というイメージを持たれがちになります。
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