国語言葉の意味

「突く」か「尽く」か?「底をつく」の意味・類義語などを日本放送作家協会会員がわかりやすく解説

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「底をつく」について解説する。
端的に言えば、底をつくの意味は「蓄えがなくなること」だ。もうひとつ別の意味もあるぞ。「底を突く」と「底を尽く」、漢字ではどう書くか知っているか?
日本放送作家協会会員でWebライターのユーリを呼んだ。「底をつく」の意味をチェックし、例文や類義語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ユーリ

日本放送作家協会会員。シナリオ、エッセイをたしなむWebライター。時代によって変化する言葉の面白さ、奥深さをやさしく解説する。

「底をつく」の意味・使い方

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さっそく「底をつく」の意味をチェックし、例文で使い方を見ていきましょう。

「底をつく」の意味

まず、国語辞典で「底をつく」の意味をチェックしましょう。

1 蓄えてあったものがなくなる。
2 相場が下がり、底値になる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「底をつく」

「底をつく」にはふたつの意味があります。ひとつは「蓄えてあったものがなくなること」です。「運転資金が底をつく」という使い方をします。もうひとつは証券用語で「相場が下がり、底値になる」という意味です。相場がずっと値下がりしており、もうこれ以上下がらない価格まで下がったときに使われる言葉ですよ。

「底を突く」と「底を尽く」はどちらが正しい?

「尽きる」には「次第に減って、とうとうなくなる」という意味があります。「底がつく」は「蓄えてあったものがなくなること」なので「尽きる」が正しいと思われがちですが、正しいのは「底を突く」です。

「突く」には「地面や床など底面に当てる」という意味があります。「底を突く」は「蓄えが減って空になり底を突ける状態」ということです。たとえば「資源が尽きる」は正しいですが「資源が底を尽く」は誤りで、「資源が底を突く」が正しいということですよ。

「底をつく」の使い方

例文で「底をつく」の使い方を見ていきましょう。

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