この記事では「カンスト」について解説する。

端的に言えば「カンスト」の意味は「それ以上数えられないこと・カウンターストップの略語」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好き・英語好き・読書好きなライターくふを呼んです。一緒に「カンスト」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/くふ

語学好き・英語好き・読書好きなライター。学習塾での経験を活かし分かりやすく丁寧な解説をお届けする。

「カンスト」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「カンスト」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「カンスト」の意味は?

「カンスト」には、次のような意味があります。辞書や辞典などで正確な内容を確認しましょう。

1.コンピューターゲームで点数が上限に達した状態。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「カンスト」

カタカナ語にはいくつかの言葉が省略されて成り立っているものがあります。「カンスト」もその一つですが、どんな言葉が隠されていると思いますか。「カンスト」とは「数字が上限に達し、それ以上数えられなくなること・数値がこれ以上進まない状態・カウンターストップ」の意。

主にゲーム業界で使われる用語の一つです。ゲームの中でレベルやスコアが「999点」のように頂点に達した状態を示しています。ゲームを続けてもこれ以上点数が上がらないという意味で「ゲーム終了」を示すこともあるでしょう。

「カンスト」の語源は?

次に「カンスト」の由来を確認しておきましょう。「カンスト」は「counter stop=カウンターストップ」を略した和製英語です。英語圏で通じることはないでしょう。「counter」とは、「計算機・勘定台」の意。「stop」は「止まる・動かなくなる」を指しています。この二つの英単語を組み合せることで「数値が上限に達した状態・これ以上ものごとが進むことのないさま」という意味を表していますよ。

\次のページで「「カンスト」の使い方・例文」を解説!/

「カンスト」の使い方・例文

「カンスト」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この用語は、たとえば以下のように用いられます。

1.昨日 パズルゲームのスコアが999点に達しカンストした。
2.今日はレベルをカンストするまでゲームをやめなかったので、母に叱られゲームを取り上げられた
3.ボスを倒す強い武器を作るために、アイテムをカンストした。

「カンスト」の使い方を例文を使ってチェックしましょう。例文1は「スコアのカンスト」です。「パズルゲームで最高得点の999点を獲得し、ゲームをクリアーした様子」が伺えますね。例文2は「レベルのカンスト」です。「ゲームのレベルを上限まで上げることに夢中になり過ぎ、母に怒られている様子」を示しています。ゲームはほどほどにしなければいけないですね。

例文3は「アイテムのカンスト」です。「ボスを倒すためにアイテムを獲得しゲームを攻略した様子」が感じられますね。例文のように「カンスト」は「スコア」・「アイテム」・「レベル」のような言葉とセットで用いられることが多いでしょう。また、「カンストする」というように動詞として使用される言葉です。使い方をマスターして下さいね。

「カンスト」の類義語は?違いは?

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「カンスト」の類義語にはどのような言葉が考えられるのでしょうか。一緒に確認しましょう。

「リミット」

「カンスト」の類義語には「リミット」が考えられるのでしょう。「リミット」とは「 限度・限界」の意。英語では「limit」です。「カンスト」に近い意味で「それ以上越えることができない状態」を示していますよ。使い方を例文から学びましょう。例文1は「タイムリミット」です。「タイムリミット」は馴染みのあるフレーズでしょう。「試験の終了時刻が差し迫っている場面」を示しています。

例文2は「人数に関するリミット」です。「新製品の発売日にたくさんのお客様が来店したので入場する人数に制限を設けている場面」を表していますよ。例文のように「リミット」は日常生活で幅広く使用されているカタカナ語の1つでしょう。いろいろな場面で使ってみて下さいね。

\次のページで「「カンスト」の対義語は?」を解説!/

1.国語の試験の終了時間は15時である。あと10分でタイムリミットだ。

2.今日は新製品の発売日だ。想像以上のお客様が来店したので入場人数にリミットを設けた。

「カンスト」の対義語は?

カタカナ語の「カンスト」の対義語にはどのような言葉が考えられるのでしょうか。関連する言葉を確認しましょう。

「下限値」

「カンスト」の対義語には「下限値」が考えられるでしょう。「下限値」とは「限界の小ささとして設定された数値」の意。使い方を例文で確認しましょう。例文1は「試験での下限値」です。「資格試験の合格最低点数が70点であること」を示していますよ。定められた基準に達していないと合格にはならないことが伝わってきますね。

例文2は「電力での下限値」です。「発電量が基準を下回りきちんと供給できていない逼迫した状況」を表現していますよ。基準を下回ってしまい、大変厳しい状況に陥っている様子がひしひしと伝わてきます。どのような場面で使う言葉なのかを例文から学んでくださいね。

1.昨日、資格試験を受験した。70点が合格の下限値とされている。

2.電気の発電量が下限値を下回り、供給が途絶えてしまった。

「カンスト」の英訳は?

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カタカナ語の「カンスト」は英語でどのように表現するのでしょうか。キーワードとなる英単語をチェックしましょう。

「the maximum score」

カタカナ語の「カンスト」は「the maximum score」と英訳できるでしょう。「maximum」 とは「最大の・最大限度の」の意。「score」は「得点・点数・成績」を示していますよ。「カンスト」の意味を「the maximum score」を使って説明するのであれば例文1のような表現になるでしょう。「カンスト」は和製英語なので、「counter stop」は英語圏で通じないでしょう。注意が必要ですね。

\次のページで「「カンスト」を使いこなそう」を解説!/

1.Counter stop is the term used in games, which the number in the game reaches to its maximum score.
(カンストはゲームで使われる用語であり、ゲームでの数値が最大限に達した状態を示している。)

「カンスト」を使いこなそう

この記事では「カンスト」の意味・使い方・類語などを説明しました。ゲーム用語としては有名な「カンスト」ですが、ゲーム業界以外ではまだまだ知られていないカタカナ語でしょう。カタカナ語を勉強し始めるならば、普段の生活でも使われている親しみのある言葉から学習していくことが言語習得の近道かもしれませんね。

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国語言葉の意味

「カンスト」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師がわかりやすく解説!

この記事では「カンスト」について解説する。

端的に言えば「カンスト」の意味は「それ以上数えられないこと・カウンターストップの略語」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好き・英語好き・読書好きなライターくふを呼んです。一緒に「カンスト」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/くふ

語学好き・英語好き・読書好きなライター。学習塾での経験を活かし分かりやすく丁寧な解説をお届けする。

「カンスト」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「カンスト」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「カンスト」の意味は?

「カンスト」には、次のような意味があります。辞書や辞典などで正確な内容を確認しましょう。

1.コンピューターゲームで点数が上限に達した状態。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「カンスト」

カタカナ語にはいくつかの言葉が省略されて成り立っているものがあります。「カンスト」もその一つですが、どんな言葉が隠されていると思いますか。「カンスト」とは「数字が上限に達し、それ以上数えられなくなること・数値がこれ以上進まない状態・カウンターストップ」の意。

主にゲーム業界で使われる用語の一つです。ゲームの中でレベルやスコアが「999点」のように頂点に達した状態を示しています。ゲームを続けてもこれ以上点数が上がらないという意味で「ゲーム終了」を示すこともあるでしょう。

「カンスト」の語源は?

次に「カンスト」の由来を確認しておきましょう。「カンスト」は「counter stop=カウンターストップ」を略した和製英語です。英語圏で通じることはないでしょう。「counter」とは、「計算機・勘定台」の意。「stop」は「止まる・動かなくなる」を指しています。この二つの英単語を組み合せることで「数値が上限に達した状態・これ以上ものごとが進むことのないさま」という意味を表していますよ。

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