国語言葉の意味

「吐露」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校校舎長が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「吐露」について解説する。

端的に言えば吐露の意味は「心の底を話す」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元予備校校舎長で教育系ライターのみゆなを呼んだ。一緒に「吐露」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/みゆな

元大手予備校校舎長、現在は教育系のライター。国語、特に現代文の指導経験が豊富。難解な言葉や表現を中高生がスラスラ理解できるように解説するのが大得意。

「吐露」の意味や語源・使い方まとめ

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「吐露」は「とろ」と読みます。日常生活でも使われる言葉なので、見聞きしたことがある方も多いかもしれませんね。人間関係が希薄になる現代ですが、心置きなく「吐露」できる相手というのはとても大切な存在です。

さて「吐露」とはどんな意味を持つ言葉で、どのように使われるのでしょうか。早速「吐露」の意味や語源を見ていきましょう。

「吐露」の意味は?

「吐露」には、次のような意味があります。

心に思っていることを、隠さずうちあけること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「吐露」

「吐露」は心の中にある気持ちや感情を、包み隠さず口に出して言うことを意味します。普段はなかなか表に出ることがない、心の底や本心を相手に打ち明ける、ということです。「包み隠さず」という点がポイントで、思っていることを時期を待って全部口に出す、またその様子を表します。

単なるおしゃべりというよりは、やっとの思いで口に出す・思い切って話すというニュアンスが前面に出る言葉です。「吐」の漢字が使われているのもそのためと考えられますね。

「吐露」の語源は?

次に「吐露」の語源を、漢字1文字ずつの意味から確認しておきましょう。

まず「吐露」の「吐」は「吐く(はく)」として使われる漢字ですね。「土」は草木を生み出す土台であることから、「はき出す」という意味を持つようになりました。これに「口」が偏として加わり、「口からはき出す」という意味になったと言われています。

次に「露」は「つゆ」あるいは「あらわにする」という意味です。「落ちてきた雨(つゆ)」がもともとの意味で、転じて「隠れていたものが姿を現す」という意味になりました。

この2つの漢字が組み合わさった「吐露」は「吐くことで、隠れていたものが姿を現す」という意味になります。

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