
ライター/sasai
元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。
嫌だと思う気持ちになる。いやきがさす。
出典:goo辞書「嫌気が差す」
「嫌気が差す」は、嫌な気持ちになるという意味です。より正確に言うと最初はそこまで嫌だとは思わなかったものの、段々ストレスに感じるようになってきて、最後にはうんざりしたという場合に使います。
「嫌気」は文字どおり「嫌な気分」という意味であり、「差す」という言葉は影が差す、日が差すなどの「差す」です。「おとずれる」というニュアンスもあり、「嫌な気分がおとずれる」という意味になります。解説すると文字通りの意味であることがわかるため、覚えるのに苦労はしないでしょう。
「嫌気が差す」の読み方は?
「嫌気が差す」の読み方は「いやけがさす」です。前述しましたが、「いや”き”がさす」とも読みます。「嫌気」を「いやけ」と読むのは、予備知識なしでは想像はついても、自信を持って読めないでしょう。人によっては「けんき」と誤読することもありますが、明確な間違いであるため覚えておきましょう。
「嫌気」は「いやけ」でも「いやき」でもどちらでも構いません。ただ、「いやけ」の方が「が差す」と続けた際にやや読みやすいため、「いやけ」と読む人の方が多いです。
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