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「笑門来福」の意味や使い方は?例文や類語を読書家ライターがわかりやすく解説!

「笑門来福」の類義語は?違いは?

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さて、続いては笑門来福の類義語を紹介します。

その1「和気財を生ず」

わきざいをしょうず」と呼びます。「和気」とはのどかな陽気や和やかな気分という意味です。財はそのまま財産という意味ですね。よって、和やかな気分は財産を生み出すという意味になります。「笑門来福」の福より金銭的な幸福にフォーカスを当てていますね。

その2「笑って損した人なし」

次は「笑って損した人なし」です。これはそのまま解釈できます。いつもニコニコしている朗らかな人は損することがないという意味です。「笑門来福」は門という字が使われている通り「家庭」に焦点を当てていますが、こちらはどちらかというと「個人」にあてています。しかし、現在では「笑門来福」を個人に対して使うことも多いのでその差はなくなってきたと言っても過言ではありません。

「笑門来福」の対義語は?

「笑門来福」の対義語はないです。なぜなら、「笑門来福」は笑うことによって幸運がもたらされるという意味なので、それと対になる概念がそもそもありません。

「笑門来福」の英訳は?

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次に笑門来福を英訳していきましょう。

「Smiling family comes to be happy.」

まず、この言い回しを文法的に細かく見ていきましょう。まず、「Smiling family」が主語です。smiling family は「笑門」の部分にあたります。「comes to be」をまとめて動詞と考えましょう。三人称単数のsがついています。なぜでしょう。familyは集合名詞ですね。この例文の場合は家族という一つの集合に着目しているので、動詞にsが付くわけです。そして、happyが補語ですね。動詞と補語で「来福」の意味となします。よって、この文型は「主語(=S) 動詞(=V) 補語(=C)」の第2文型となりますね。

もっと深い単語のニュアンスの話をしましょう。まず、smilingの部分はlaughingでも良いかと思います。smilingは微笑むというニュアンスですが、laughingは声に出して笑うといった感じです。「お正月に福笑いを家族でゲラゲラ笑ってやる」といった部分を反映するならlaughingのほうが適しています。また、個人に対して使うなら「family」は「man」や「person」としたほうが良いですね。peopleは人々という意味で集合といったニュアンスが強いのであまり適していません。

動詞は「come to be」か「get to be」のどちらかにしましょう。後者のほうが口語的です。また、「come to be」や「get to be」を使わず、「get」や「become」とするのも良いでしょう。この場合、前者のほうが後者より柔らかい表現となります。

最後に「happy」について見ていきましょう。happyは割と軽い幸せです。それに対して、とても幸せに当たるのは「joyful」となります。前者がスーパーの福引で4等が当たった程度なら、後者は1等が当たるレベルです。

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