「ドギマギ」の使い方・例文
意味が分かったので、使ってみましょう。
・入社面接試験、奥に座る社長の存在感に僕はドギマギしてうまく答えられなかった。
・目的地に到着しないバスに乗ってしまった私たちはドギマギとした。
・ドギマギとデートを断る彼に、私は浮気を直感した。
例文はいずれも、予期せぬ状態・質問にあわてふためきうろたえる様を「ドギマギ」と表現しています。深呼吸して落ち着いて臨むと上手くいくのでしょうが、そんな余裕がない、ちょっとしたパニックが伝わってきますね。
「周章狼狽(しゅうしょうろうばい)」:大いにあわてること
「ドギマギ」の言葉の説明で、一番に出てくるのがこの「周章狼狽」です。「周章」も「狼狽」も同じ「あわてふためく」の意味で二つ重ねて強調、「大いにあわてる」意となります。使い方は「試合当日、選手登録されておらず周章狼狽した」「急に社長がリストラの判断を下し、社員たちは周章狼狽した」などです。
「面食らう(めんく・らう)」:不意のことであわてる
「面食らう」とは突然のことにおどろきあわてる・まごつくの意味です。「栃麺棒(とちめんぼう)を食らう」が語源で剣道の技とはまったく関係ないようですよ。「異性にルームシェアを申し込まれ面食らった」「ネットの画像と実際の商品がまるで違って面食う」と使われます。
こちらの記事もおすすめ
「面食らう」の意味や使い方は?例文や類語を読書好きWebライターがわかりやすく解説!
\次のページで「「おたおた」:あわて何をしたらよいかわからない」を解説!/