国語言葉の意味

「喚起」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学科卒Webライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「喚起」について解説する。

端的に言えば喚起の意味は「呼び起こすこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本語が好きで日本文学科を卒業したハルを呼んだ。一緒に「喚起」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ハル

日本語が大好きで日本文学科を卒業。現在は子供が言葉を覚えていく様子を見ながら日本語の奥深さを実感中。多くの人にそのよいところを紹介したいとの思いを込めて丁寧に解説する。

「喚起」の意味や語源・使い方まとめ

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日常生活の中でも使われている「喚起」という言葉。どんな意味を持っているのでしょうか。それでは早速「喚起」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「喚起」の意味は?

まず初めに辞書で「喚起」の意味を調べてみましょう。「喚起」には、次のような意味があります。

呼び起こすこと。呼び覚ますこと。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「喚起」

「喚起」は「かんき」と読みます。「喚起」は名詞ですが、「喚起する」と助動詞をつけて用いられることも多くありますね。

声をかけて目を覚まさせることという意味を持っています。そこから転じて、おだやかな状態や休止している状態にあるものを、活動状態にすることよびおこすこと鼓舞することの意味も持つようになりました。「注意喚起」「世論を喚起する」などと用いられます。

「喚起」の語源は?

次に「喚起」の語源を確認しておきましょう。

「喚起」の「」の字には、「大声で呼ぶ、わめく、呼び出す」という意味があります。「喚声」「召喚」などと使いますね。一方「」の字には、「おきあがる、立つ」という意味とともに「活動をはじめる、あらわれる」という意味もあります。この二つの文字を合わせて「声をかけて人を起こす」という意味の言葉となりました。

そこから、何もない状態からあることを呼び起こすこと、見えないもの、心に深くあるものを呼び起こすことを意味する言葉として使われています。人の精神に対して何かを働きかけ、気づきを促すというニュアンスを含んでいる言葉なのです。ただ単に眠っている人を物理的に起こすといった場合には、「喚起」という言葉は使われません。

「喚起」の使い方・例文

「喚起」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

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