国語言葉の意味

「芳しくない」の意味や使い方は?例文や類語を日本語教師の大学院生がわかりやすく解説!

この記事では「芳しくない」について解説する。

端的に言えば芳しくないの意味は「状態が良くない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は、ロシアで2年間日本語教師として働いた大学院生ライターの「むかいひろき」を呼んです。一緒に「芳しくない」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学で2年間日本語教師として働いた経験を持つ大学院生。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。

「芳しくない」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「芳しくない」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「芳しくない」の意味は?

「芳しくない」の形では辞書に載っていません。そこで「芳しい」の意味をまずは確認していきましょう。

「芳しい」には、次のような意味があります。

1. においがよい。こうばしい。「―・い花の香り」「栴檀(せんだん)は双葉より―・し」
2.(多く打消しの語を伴って用いる)好ましいもの、りっぱなものと認められるさま。「成績が―・くない」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「かんばし・い【芳しい/×馨しい/▽香しい】」

芳しくない」は「かんばしくない」と読みます。「芳しい」の2番目の意味の打消しの形です。「状態が良くない」という意味で使用されます。

「芳しくない」という言葉自体は敬語表現ではありませんが、「良くない」よりも丁寧な表現であるため、ビジネス場面で目上の人に対して良く使われますね。また、日常会話で使っても問題はありません。

「芳しい」の語源は?

次に「芳しい」の語源を確認しておきましょう。漢字が一緒で読みが違うので注意してください。

「芳しい(かんばしい)」は「芳しい(かぐわしい)」の読みが変化した形だと考えられています。「芳しい(かぐわしい)」には「においが良い」「好ましく思う」という意味があり、「芳しい(かんばしい)」に形が変化した後も受け継がれていきました。

なお、「芳しい(かぐわしい)」という言葉は消滅したわけではなく、現在も残っています。

\次のページで「「芳しくない」の使い方・例文」を解説!/

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