国語言葉の意味

語源は古今和歌集?「引く手あまた」の意味・例文・類義語などを日本放送作家協会会員がわかりやすく解説

「引く手あまた」の類義語

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次に「引く手あまた」の類義語を見てみましょう。

「引っ張りだこ」:争って手に入れたい人気者

「引っ張りだこ」は、人気がある人や物を、多くの人が争って手に入れようとすること。タコの足を四方八方に広げて干物を作ることが「引っ張りだこ」の語源です。もとは、はりつけの刑や、はりつけにされた罪人という意味で使われていたのですが、時代を経て、争ってでも手に入れたい人気者という意味に変わっていきました。

「売れっ子」:もてはやされている人

「売れっ子」人気が高く、もてはやされている人のこと。「売れっ子のモデル」「売れっ子の小説家」という使い方をしますね。

「モテモテ」:超人気者

「もてる」には「もてはやされる」「ちやほやされる」「人気がある」などの意味があります。「もて」をふたつ重ねた「モテモテ」は、非常に人気があること。特に異性に大変人気があることを表現しています。かなりくだけた表現なので、ビジネスシーンでは使用を控えましょう。

「引く手あまた」の反対語

次に「引く手あまた」の反対語を見てみましょう。

「閑古鳥が鳴く」:はやらない

「閑古鳥(かんこどり)」とはカッコウのこと。「かっこうどり」がなまって「閑古鳥」になったのです。「かっこー」という鳴き声は春を告げるものですが、寂しげな印象があるせいか「閑古鳥が鳴く」「お客がいなくてさびれた様子」「商売がはやらない」という意味になりました。

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