この記事では「四面楚歌」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「be surrounded by enemies on all sides」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLillygirlを呼んです。一緒に「四面楚歌」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/Lillygirl

中学時代に苦手だった英語を克服した、現役英語講師。わかりやすい説明をモットーに英語の解説に励む。

「四面楚歌」の意味と使い方は?

それでは、「四面楚歌」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「四面楚歌」の意味

「四面楚歌」には、次のような意味があります。

1.たすけがなく孤立すること。
2.周囲がみな敵や反対者ばかりであること。

出典:広辞苑 第六版「四面楚歌」

「四面楚歌」の使い方・例文

次に「四面楚歌」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.外国に着いた時に、ガイドをしてくれる人がいなくて四面楚歌な状態だった。
2.会議で発言した時に、全員から白い目でみられて四面楚歌だった。

\次のページで「「四面楚歌」の英語での表現は?」を解説!/

「四面楚歌」の英語での表現は?

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日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

「四面楚歌」の英語表現

「四面楚歌」の英語表現の一つは「be surrounded by enemies on all sides」です。

「surround」は「囲む」とか「取り巻く」と言う意味。「enemies」は「敵」という語の複数形です。「all sides」は「全方向」と訳せるので、「周囲を敵に取り囲まれている」というニュアンスが伝わってきます。

「四面楚歌」の意味をそのまま表していると言えるでしょう。それでは例文です。

1.When I get a job at this company first, nobody knows me so I felt like I was srrounded by enemies on all sides.
この会社に入社した当初は、だれも知っている人がいなかったので四面楚歌に感じた。

2.Nobody believed my words and I was srrounded by enemies on all sides.
だれも僕の言い分を信じてくれなくて、四面楚歌のように感じた。

3.When I started chasing my dream, nobody supported me. I was surrouned by enemies on all sides.
自分の夢を追いかけ始めた時、だれもサポートしてくれなかった。四面楚歌だったよ。

「be surrounded by enemies on all sides」と似たような英語表現・フレーズは?

最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。

似た表現「a no-win situation」

言い回しは異なりますが、下記でも「be surrounded by enemies on al sides」と同じような意味を表現することができます。

それは「a no-win situation」です。直訳すると「勝ち目のない状況」というかんじでしょう。「孤立」というよりは、「味方がいない」とか「敵ばかり」というニュアンスの方が伝わってきますね。

それでは例文で考えましょう。

\次のページで「「四面楚歌」を英語で言ってみよう」を解説!/

1.At that time, Dave was seems on no-win situation, but he didn't give up.
その時、デイブはまさに四面楚歌のようだったが、それでも諦めなかった。

2.Hey, today was the meeting day, wasn't it? How was the result? - Don't ask. The no-win situation. 
ねえ、今日例のミーティングだったんでしょ?結果はどうだったの?ー聞かないで。四面楚歌よ。

「四面楚歌」を英語で言ってみよう

この記事では「四面楚歌」の意味・使い方・英訳を説明しました。

「四面楚歌」という状況は本当に辛いものですね。「孤立」や「味方がいない」という状況を表現する時、考えた英語表現を使ってみてください。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英訳英語

【英語】「四面楚歌」は英語でどう表現する?英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「四面楚歌」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「be surrounded by enemies on all sides」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLillygirlを呼んです。一緒に「四面楚歌」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/Lillygirl

中学時代に苦手だった英語を克服した、現役英語講師。わかりやすい説明をモットーに英語の解説に励む。

「四面楚歌」の意味と使い方は?

それでは、「四面楚歌」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「四面楚歌」の意味

「四面楚歌」には、次のような意味があります。

1.たすけがなく孤立すること。
2.周囲がみな敵や反対者ばかりであること。

出典:広辞苑 第六版「四面楚歌」

「四面楚歌」の使い方・例文

次に「四面楚歌」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.外国に着いた時に、ガイドをしてくれる人がいなくて四面楚歌な状態だった。
2.会議で発言した時に、全員から白い目でみられて四面楚歌だった。

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