国語言葉の意味

「奢侈」の意味や使い方は?例文や類語を文系大学院生が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「奢侈」について解説する。

端的に言えば奢侈の意味は「贅沢なこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

哲学、思想、政治に強い文系大学院生を呼んだ。一緒に「憧憬」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/南原眞一

法学研究科にて哲学、思想、政治を学んでいる現役文系大学院生。本来の専門は20世紀辺りのドイツ政治思想。大衆に訴えかける能力があると指導教授に言われた筆致で言葉を丁寧に解説していく。

「奢侈」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 56756443

それでは早速「奢侈」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「奢侈」の意味は?

「奢侈」には、次のような意味があります。

度を過ぎてぜいたくなこと。身分不相応に金を費やすこと。また、そのさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「奢侈」

奢侈と書いて「しゃし」と読みます。それほど珍しい漢字ではありませんが、いざ読み方を聞かれると詰まることがある漢字かもしれませんね。しかし、見ることがあったとしても、それぞれの漢字の意味まで答えることができる人はそれほど多いわけではないでしょう。これを機会に奢侈を深堀りしましょう。

「奢侈」の語源は?

次に「奢侈」の語源を確認しておきましょう。ルネ・デカルトの「困難は分割せよ」とのアドバイスに則って、まずは「奢侈」を分けて考えてみましょう。

」は「しゃ」と読みます。主な意味は三つあって、一つは「贅沢すること」、二つは「誇ること」、三つは「驕りたかぶること」です。奢侈は一つめの意味で用いられています。ちなみに「奢」を用いた熟語としては、「おごり怠けること」を意味する「奢佚(しゃいつ)」、「贅沢で派手なこと」を意味する「奢華(しゃか)」があることも覚えておきましょう。

」は「」と読みます。主な意味は奢とよく似て三つあって、一つは「贅沢すること」、二つは「ほしいままにふるまうこと」、三つは「おおきいこと」です。奢侈は一つ目の意味で用いられていて、奢と同じ意味なので、奢侈は同じ意味の漢字が二つ重なっていることになります。ちなみに、「侈」を用いた熟語としては、「実力以上のことを言うこと」を意味する「侈言(しげん)」、「おごること」を意味する「侈傲(しごう)」があることも覚えておきましょう。

次のページを読む
1 2 3 4
Share: