「オフレコ」の使い方・例文
「オフレコ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この用語は、たとえば以下のように用いられます。
1.社長はオフレコを条件に新製品に関する取材に応じた。
2.「本日の記者会見の内容はオフレコでお願いします」と司会者からアナウンスがあった。
3.上司は最近離婚したらしいという話を同僚から聞いた。この話の内容は「オフレコ」で頼むよと言われている。
「オフレコ」の使い方を例文で確認しましょう。例文1は「ビジネスでのオフレコ」です。「社長は新しい製品に関する取材に応じる条件として取材内容を公表しないことを提示した場面」を示していますよ。新製品の情報を公にする時期はまだ先なのでしょうね。
例文2は「記者会見におけるオフレコ」です。「記者会見の内容は記録しないようにと司会者が注意を促している様子」を表していますよ。マスコミ業界では例文のような記者会見のシーンでしばしば使用されているカタカナ語でしょう。
例文3は「日常生活のオフレコ」です。「上司が離婚したという話はここだけの話でお願いしますと頼まれている場面」ですね。ビジネスやマスコミ業界では広く使われているカタカナ語ですが、例文のように日常会話では「外に漏らさない」といった意味で登場することもあるでしょう。いろいろな場面で使ってみて下さいね。
「他言無用」
「オフレコ」の類義語には「他言無用」が考えられるでしょう。「他言無用」とは「秘密とされているのものごとを絶対に他の人に話してはいけないこと」の意。「他言」とは「秘密とされている話題を他の人に話すこと」です。「無用」とは「~してはいけない」の意。この2つの言葉が組み合わさって「他言無用」が成り立っていますよ。「他言」という言葉は「たごん」と「たげん」の2つの読み方があるとされています。「たごんむよう」の方が一般的に広まっている読み方だと考えられているでしょう。両方の読み方を知っておいても良いかもしれませんね。
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