「早起きは三文の徳」の使い方・例文
「早起きは三文の徳」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
・10分早く起きて体操するようにしたら身体の調子がよくなった。まさに早起きは三文の徳だ。
・早起きは三文の徳とはいうものの、仕事が忙しくて早寝も難しい今の状態ではかえってストレスを感じそうです。
早起きをするメリットはたくさんあります。通勤や通学までの時間的な余裕ができるので、落ち着いて行動することができるというのは分かりやすいですね。また、免疫力アップや肌の再生を活発にする、記憶力を向上させる、自律神経を整えるといった効果を挙げる人もいます。
健康面の効果はもちろん、仕事や勉強のパフォーマンスが上がるという声もあるので、気になる人は朝型への生活改善を検討してもいいですね。
その1「朝起き千両夜起き百両」
朝は仕事が効率よく進められるので、夜の10倍の価値があるという意味で、「早起きは三文の徳」と同じく早起きのメリットを説いています。
違う点は、「夜の10倍」と価値を強調しているところでしょうか。「早起きは三文の徳」は「三文とわずかではあるがいいことがある」と控えめしたが、こちらにはそうしたニュアンスはありません。
ちなみに、夜の効率の悪さだけに着目した「夜なべは十両の損」「長寝は三百の損」という言葉もありますよ。
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