国語言葉の意味

「拝読」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

この記事では「拝読」について解説する。
端的に言えば「拝読」の意味は「読むことの謙譲語」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んです。一緒に「拝読」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/flicker

仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。

「拝読」の意味や語源・使い方まとめ

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「拝読」の読み方は「はいどく」です。それでは早速「拝読」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「拝読」の意味は?

「拝読」には、次のような意味があります。

[名](スル)読むことを、その筆者を敬っていう謙譲語。拝誦。「御著書拝読しました」

出典:コトバンク

「拝読」は「読む」の謙譲語です「拝読する」「拝読させて頂く」などと用いますよ。「拝読」は読む対象を高め、読む者を相対的に低めて「つつしんで読む」趣を表します。多くは手紙の中で、相手からの手紙または相手の関係した物などを呼んだ旨を記す場合に用いますね。以前は、返信の手紙文の起首(普通「拝復」と書くところ)に「拝読仕候」と書くことも多かったようです。今日でも「お手紙拝読致しました」などと書き出して「拝復」に代えることも少なくありません。

「拝読」の語源は?

次に「拝読」の語源を確認しておきましょう。

「拝」は神仏などをおがむ意から、上体をかがめて敬意を表す意や、謙譲語として自分の動作を表す言葉につけて相手に敬意を表すなどの意が生じました。書簡用語としても多く用いられていますね。またその他に、手紙で自分の名前の下につけて相手に敬意を示す用法もあります。神仏をおがむ意をこめる場合は「崇拝」「参拝」「礼拝」などの熟語がありますよ。また上体をかがめて敬意を表す意を込める言葉には「拝礼」「答拝」など。「拝見」「拝借」「拝読」などは謙譲語として自分の動作につけることによって相手に敬意を表すとても丁寧な言い方です。

\次のページで「「拝読」の使い方・例文」を解説!/

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