「ぶすくれる」の使い方・例文
「ぶすくれる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.いつまでもぶすくれてないで機嫌を直してよ。
2.あの子はどうしてぶすくれてるの?
例文を二つ挙げてみました。どちらも「怒ってる・拗ねている」に置き換えると通じますね。九州では子供によく使われますよ。大の大人が何かある度に「ぶすくれ」てもおかしいですし、大人が言われると少し恥ずかしい言葉かもしれませんね。
この「ぶすくれる」という言葉は、九州・栃木・福島・大阪などで使われていますが、意味は全国共通で「ふて腐れる」のようです。
その1「拗ねる」
「ぶすくれる」と似た言葉に「拗ねる」があります。意味は「すなおな態度をせず、ひねくれたようなしかたで我(が)を張る。」なので、ニュアンスの軽微な差はありますが、「ふて腐れる」と似た態度なので同義語としてふさわしいでしょう。
実は「怒ってムッとする・ふくれっ面になる」の意味を持つ「むくれる」を紹介しようと思っていたのですが、こちらも方言でした。北海道の海岸方言の中の道南方言ですよ。
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