その2「敬服」
「敬服」は「けいふく」と読み、「うやまって従うこと。感心しうやまうこと」という意味です。「社長の判断には、敬服いたします」といったように、自分と同等またはそれ以上の相手に使う事が出来ます。似た意味を持つ「感服」の使い方に自信がない方は、この「敬服」を使うと良いでしょう。
その3「感服」
「敬服」と同様に、目上の方に対する言い換え表現として使える言葉で「感服」があります。「感服」とは「かんぷく」と読み、「感心して敬服すること」という意味。目上の人だけではなく、目下の人にも使えるため、幅広い使い方が出来ます。目上の人には特に「感服いたしました」のようにすると、丁寧でしょう。
その4「驚嘆」
「驚嘆」と書いて「きょうたん」と読み、「ひどく感心すること。思いがけない出来事に会って驚くこと」という意味です。思いがけなかった驚くほどの素晴らしい事が起きて感動する、といったことを表現する際に用いられます。
「感嘆」の対義語は?
「感心してほめたたえること」という意味を持つ「感嘆」の対義語には、「嘲笑」「罵倒」が挙げられます。
その1「嘲笑」
「嘲笑」は「ちょうしょう」と読み、「あざけって笑いものにすること」という意味です。例えば「友人の失敗を嘲笑する」といった風に使います。「感心してほめたたえること」という意味を持つ「感嘆」の対義語と言えるでしょう。
その2「罵倒」
「罵倒」とは、「激しくののしること」という意味です。「ほめる」といったニュアンスを持つ「感嘆」の対義語と言えます。「罵倒」は他人に対して行う行為で、「相手を罵倒する」「罵倒される」といった言い回しで使われる事が多いです。
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