国語言葉の意味

【慣用句】「虫がいい」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

「虫がいい」の使い方・例文

「虫がいい」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

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1.虫がよすぎると言われることは承知の上で頼んでいる」と、彼は言った。

2.母はテストの前になると必ず「努力もしないで結果だけ求めるなんて、虫のいい話だよ」と僕に言う。

3.「あれだけのことをしておいて、『許してくれ』だなんて…なんて虫のいい人な の!」と彼女は怒った。

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例文1~3は「身勝手な・自分勝手な」という意味で用いられている「虫がいい」です。

「虫がいい」は「虫がよすぎる」という形でもよく用いられます。我が家の長男は「今度のテストの結果が良かったら〇〇を買って欲しい。結果が良くなくても努力はするから…その努力も認めてほしいなぁ」と言うことが度々あります。それに対して私が「それって…ちょっと虫がよすぎるんじゃない?」と答えるのがいつものパターンです。

ところで私たちの体内にいるという「虫(三尸)」はなぜ私たちに他人を顧みない身勝手な行動をとらせようとするのでしょうか。

「虫」は人間の体から抜け出したいと思っています。しかし「虫」は干支の組合せで60日に一度巡ってくる「庚申の日」の夜、人間が眠っている間だけしか抜け出すことができません。人間が死なないと完全に自由になることはできないのです。そこで「虫」は庚申の日の夜、人間が眠っている間に抜け出し、閻魔様の下へいきます。そしてその人間が行った悪行を報告し、早く自由になれるようにその人間の寿命を短くしてもらおうとするのです。

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平安時代の貴族達は「庚申の夜、眠らなければ『虫』は抜け出さない」と考えた。

「閻魔様に報告されなければ寿命は縮まらない」と思ったんだな。そこで貴族達は庚申の夜、眠らずに夜通し祈ったり歌を詠んだりした。それが一般にも広まってできたのが「庚申講」だ。現在でも「庚申さん」と言われ、夜通しではないが何かしらの行事が行われているところがあるぞ。

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「虫がいい」」の類義語は?違いは?

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「身勝手」という意味をもつ「虫がいい」にはどんな類義語があるのでしょうか。

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「厚かましい」

「厚かましい」とは他人に迷惑をかけることなど気にせず、自分の利益等のために好き勝手に行動することをいいます。

「厚かましい」の語源は「面(つら)の皮が厚い」。「面の皮が厚い」とは「恥知らず」という意味です。「厚顔」という言葉が後に「あつかおしい」と形容詞的に用いられ、それが「あつかましい」に変化したという説があります。

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