国語言葉の意味

【慣用句】「虫がいい」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「虫がいい」について解説する。

端的に言えば虫がいいは「自分勝手」という意味だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

情報誌系のライターを10年経験した柊 雅子を呼んだ。一緒に「虫がいい」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/柊 雅子

イベントの司会や雑誌の記事作成を仕事としてきたライター、柊 雅子。「虫がいいことをいう人にはニッコリ笑って皮肉を言うのが一番!」と言うおばさんライターが「虫がいい」について解説する。

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「虫がいい」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「虫がいい」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

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「虫がいい」の意味は?

「虫がいい」には、次のような意味があります。

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1.自分の都合ばかり考えて他を顧みない。身がってである。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「虫がいい」

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「いくらなんでも、それは虫のよすぎる話でしょう」

「何もしないで分け前だけもらおうなんて、なんて虫がいい奴だ!」

「虫がいい(虫のいい)」は「身勝手な・図々しい」といった意味でよく用いられる慣用句。日常会話でよく耳にしたり、使ったりしますよね。ところでこの「虫がいい」の「虫」とは何でしょう?「カブトムシ?」「イモムシ?」「ダンゴムシ?」

「虫がいい」の「虫」とは私たちの体内に潜んでいる「むし」を指します。「体内に潜んでいるむし」といっても本当に存在している「虫」のことではありません。私たちの体内にあって本能的な行動や感情を引き起こすもの、それが「虫がいい」の「むし」なのです。

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「虫がいい」の語源は?

次に「虫がいい」の語源を確認しておきましょう。私たちの体内に潜む「虫」の姿が見えてきますよ。

「虫がいい」は道教の「三尸(さんし)」という考え方に由来します。

道教は中国で自然的に発生した宗教で、日本には平安時代に伝来。「三尸」は「三匹の虫」という意味です。

「人間の中には【上尸(じょうし)・中尸(ちゅうし)・下尸(げし)】という三匹の虫がいて、これらが本能的な行動や感情を引き起こす」という考え方が「三尸」。「三尸」が引き起こす本能的な行動や感情に従うことを「良し」とし、他人のことを考えず身勝手なふるまいをすることを「虫がいい」というようになったのです。

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