その2「場違い(ばちがい)」
「場違い」とは「その場にふさわしくないこと」を意味する言葉です。例えば「当時の思い出を語っただけのつもりが、場違いな言葉だったようでその場が凍り付いた」「結婚式に普段着で参加するのは場違いだと思う」というように使用できます。
「お門違い」の対義語は?
最後に「お門違い」の対義語について紹介しますと言いたいところですが「お門違い」に明確な対義語はありません。
しかし「お門違い」は「見当違い」という意味を持つ言葉なので、その言葉の意味から連想すると以下の言葉が「お門違い」の対義語として考えられるのではないでしょうか。
「的確(てきかく)」
「的確」とは「的(まと)をはずれず確かなこと」を意味する言葉です。例えば「ゲームの達人から的確なアドバイスを受けて全てクリアできた」「美術の時間に作った絵本がコンクールで入賞した。美術の先生の的確な指示のおかげだ」というように使用できます。
「お門違い」を使いこなそう
この記事では「お門違い」の意味・使い方・類語などを説明しました。おさらいすると「お門違い」には二つの意味がありましたね。一つは「訪問する家を間違えること」もう一つは「見当違い」という意味でした。また、語源は「訪問する家を間違えて他人の家の門に入ること」から派生し「見当違い」という意味が生まれたということでしたね。現代で「お門違い」とは「見当違い」という意味で主に使われる言葉です。ビジネスシーンや日常的にも使用できる言葉なので、しっかり意味を押さえましょう。この記事を通して皆さんに「お門違い」の意味が伝われば幸いに思います。