
「つっけんどん」の使い方・例文
「つっけんどん」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.そのつっけんどんな言い方は改めた方がいいよ。
2.あのお店は味は良いのに、店員さんのつっけんどんな態度が嫌だな。
3.メールは顔や声がわからない分、つっけんどんに感じてしまう。
例文を3つ挙げてみました。例文の一つ目がまさに筆者が言われた言葉です。「隣座ってもいい?」と聞かれて「どうぞ」とだけしか言わないと冷たく感じるようですね。笑顔やプラスの一言がないと「つっけんどん」に思われがちですよ。例文の二つ目も同じニュアンスですね。サービス業なので当たり前に求められる笑顔がないと、せっかくのお店の評価もあがらないですよね。クールと無愛想のボーダーラインも難しいところですが、お店の雰囲気に合わせる事が大切ですね。例文の三つ目ですが、特にビジネスにおいて注意しておきたい点になります。ビジネスメールは簡潔が1番ではありますが、要件だけを伝えると「つっけんどん」な印象を持たれかねません。顔が見えないからこそ、挨拶や相手への配慮など簡潔な中にも省略してはならない言葉や敬語が必要ですね。
その1「無愛想」
「つっけんどん」の意味でも「無愛想なさま」とありましたね。「無愛想」とは「ぶあいそう」と読みます。「愛想」の「にこやかで人づきのよいこと」を表す言葉に、否定を一般化した「無」を合わせて「愛想のないこと。そっけなくつっけんどんなこと。」を意味する言葉ですよ。必要以上に愛想を振りまかない人や、口数が少ない人によく使われる表現ですね。
「つっけんどん」とは「必要最低限の対応」や「媚びを売らない態度」という点が共通するところですね。
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