国語言葉の意味

「隠し球」の意味や使い方は?例文や類語を元新聞記者が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「隠し球」について解説する。

端的に言えば隠し球の意味は「投手が球を隠すトリックプレー」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元新聞記者でライター歴20年のトラコを呼んだ。一緒に「隠し球」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

解説/桜木建二

全国紙の記者を7年。その後、雑誌や書籍、Webでフリーの記者などとして活動中。文字の正確さ、使い方に対するこだわりは強い。

「隠し球」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「隠し球」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「隠し球」の意味は?

野球用語で知られる「隠し球」には、次のような意味があります。

1.野球で、野手が投げたとみせかけて、球を隠しておき、走者が塁を離れたときにタッチアウトにしようとするトリックプレー。

2.交渉などで、重要な場面に備えて隠しておく切り札。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「かくし-だま【隠し球】」

隠し球」は「かくしだま」と読み、野球におけるプレーの用語として知られています。球はきゅうではなく、だまと読むのが一般的です。「球」(ボール)と「隠す」のそれぞれの単語が組み合わさって言葉となりました。

野球以外に使われる場合もあります。主に「切り札」という意味です。隠し球といえばむしろ、野球よりも切り札の意味で使われることも多い言葉で、ビジネスや勝負事などで使うこともよくあります。

「隠し球」の語源は?

次に「隠し球」の語源を確認しておきましょう。 「隠し球」の正確な語源は、実のところ不明です。野球における隠し球は、日本では戦前「二塁の名手」として活躍し、野球殿堂入りも果たした苅田久徳選手がよく知られています。苅田選手は、プロ野球史上、隠し球を初めて成功したと言われ、記録としても残る選手です。

太平洋戦争中の1943年、隠し球が「武士道に反する」と禁止されていた期間もありました。アメリカのメジャーリーグでも、戦前から隠し球の記録が残されています。

日本の高校野球では、特にルール上で禁止されていません。ただ、正面から堂々勝負しない隠し球がスポーツマン精神に反するという意見も少なからずあります。

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