国語言葉の意味

「英気を養う」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学科卒Webライターがわかりやすく解説!

1.明日に備えて、今夜はたっぷり睡眠をとって英気を養いたい。
2.あなたは疲労がたまっているようですから、来週は旅行にでも行って十分な休息をとり、英気を養ってまた仕事に戻ってきてください。
3.会社の忘年会で「今日は来年に向けてたっぷりと英気を養うべく大いに楽しみましょう」と乾杯の挨拶をした。

日常生活の中でストレスや疲れがたまるとどんどん元気が失われてしまいます。そうなってしまったら、いきいきと活動するための気力を保つことは難しくなってしまうでしょう。何事かに取り組む活力を回復させるために、食事をとったり休養をとったり、気分をリフレッシュさせて気力を蓄える必要がありますね。そんな時「英気を養う」という言葉を使うのです。

例文1のように自分に対しても使えますし、例文2や3のように相手に呼びかけるために使うこともできます。

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「英気を養う」と「鋭気を養う」の違いがわかっただろうか。「鋭気を養う」と書いても誤用だとは言い切れないところが日本語の微妙なところだ。しかし、正しくは「英気を養う」であることはここで覚えておこう。

「英」という字には「すぐれている、美しい」といった意味がある。鋭い気持ちを育てるよりも、すぐれた気持ちを育てる。そんな風に覚えると間違いないかもしれないぞ。

「英気を養う」の類義語は?違いは?

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それでは、「英気を養う」の類義語を見てみましょう。

その1「休養する」

休養」は「仕事などを休んで、気力や体力を養うこと」という意味の言葉です。元気や活力を回復させて蓄える意味の「英気を養う」に比べて、「休養」で回復させるのは主に「体力」。おいしいものを食べたり、気分をリフレッシュさせて活力を取り戻すことよりも、仕事などの日常生活をいったん休んで疲れた体を元に戻すという意味合いが強くなります。

その2「充電する」

充電」というと、携帯電話などの電化製品に電力を蓄える「電気エネルギーを蓄えること」という意味の方がなじみがあるかもしれませんね。しかし「人が次に行う物事に備えて、活力を蓄えること」という意味も持っています。人が休むことで活力や気力を蓄えるという場合にも使えるのです。この場合、「英気を養う」とほぼ同じように使うことができますよ。

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