1.祝言を挙げるには予算・人数・場所と決めることが多くある。
2.晩婚化が進む現代では祝言を挙げるカップルも少なくなってきた。
3.兄の結婚式で叔父が祝言を述べる事になった。
3つの例文を挙げてみました。最近ではほとんど使う事がなくなった言葉でもあり、時代の流れで変化していってるので二つの意味で解説していきますね。
例文の一つ目と二つ目は、「祝言を挙げる」という表現になっていますね。今で言う「婚礼の儀」に当たるのがこの例です。端的に言うと「結婚式」と考えていいでしょう。例文の三つ目は「祝言」本来の意味の「お祝いの言葉を述べる」の意。「祝辞」の意味になりますよ。
明治の中頃には日本でも神前式が広まってきたので、「祝言」という言葉は奈良時代から明治初頭まで使われていた言葉になりますよ。
その1「婚礼」
「祝言」の現在の形になっている言葉として「婚礼」がふさわしいでしょう。「祝言」の「結婚という社会的行事」という定義で見た時の類義語になりますよ。他にも「婚儀」「嫁入り」なども同義語になりますね。
その2「祝賀」
次は「祝言」の「特別な記念のお祝い」という定義で見た時は、「祝賀」になりますよ。結婚式関係での意味合いが大きい言葉ですが、「御祭・慶典・祝宴」でも「祝言」という言い方をします。
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