

端的に言えば祝言の意味は「婚礼」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
接客業で鍛えられた語学力を持つAYAを呼んだ。一緒に「祝言」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
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ライター/AYA
長年接客業で培った「正しい敬語」を武器に、新人教育の経験も豊富なライターAYAが「祝言」について読み方から使い方、よくある読み間違いも含めて、分かりやすく解説していく。
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「祝言」の意味や語源・使い方まとめ

「祝言」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?字を見る限りお祝い事のような想像ができますね。今回は結婚式の歴史にも触れながら「祝言」について学んでいきましょう。
それでは早速「祝言」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。
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「祝言」の意味は?
「祝言」には、次のような意味があります。
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1.祝いの言葉。賀詞。祝詞。祝辞。
2.祝い。祝儀。
3.結婚式。婚礼。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「祝言」
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「祝言」は「しゅうげん」と読み、「結婚式、婚礼」の意。元々は「最後にめでたく添えられる祝儀の能」を表していました。時代と共に変化していった結婚式のスタイルですが、「祝言」は現在の「人前式」と同じ意味になりますよ。キリスト教式や神前式を式場で行うスタイルが定着する以前は、新郎となる人の家で行なわれる自宅婚が一般的で、「道具入れ・嫁入り・祝言」の三つの儀式を合わせて「婚礼の儀」としていたのですね。
ですので、辞典に載っている「祝いの言葉・祝い・結婚式」はどれも「祝言」のくくりになっているのですよ。現代では「祝言」だけでなく「祝言を挙げる」や「祝言を述べる」といった使われ方をしますよ。
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「祝言」の使い方・例文
「祝言」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
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