端的に言えば叱咤の意味は「叱ること」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
小説好きで言葉の意味を調べるのが趣味な山田を呼んです。学生時代は塾講師もしていたぞ。一緒に「叱咤」の意味や例文、類語などを見ていこう。
ライター/ぜーた
小説が好きで、日々日本語について調べたりしている。学生時代には塾講師の経験もありWEBエンジニアとして勤務中。冬はコタツ、夏はクーラーの効いた部屋が大好きなインドア派。
この記事が学びになるように精一杯解説する。
「叱咤」の意味は?
「叱咤」には、次のような意味があります。
1.[名](スル)大声を張り上げてしかりつけること。
2.しかりつけるようにして励ますこと。「見習いの職人を―する」「―激励」
出典:welbio辞書「叱咤」
「叱咤」は「しった」と読み、「大声を張り上げてしかりつけること」という意味を持ちます。難しい漢字なので、間違えずに読めるようにしましょう。「叱咤」は「叱りつけること」という意味を持ちますが、「大きな声を出して相手に強く叱りつけること」というニュアンスがあります。つまり、ただ「叱りつけること」という意味で使うのではなく「大声を出して相手を叱る」という場合に利用する言葉です。
「叱咤」の語源は?
次に「叱咤」の語源を確認しておきましょう。「叱咤」は「叱」と「咤」の2つの漢字から成り立っています。それぞれの漢字の意味を見ていきましょう。「叱」には「しかる」「とがめる」という意味があり、「咤」には「舌打ち」「大声でしかる」という意味があります。意味が似ている二つの漢字が並んだ言葉で、「大声で叱る」という意味になることが分かりますね。
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