「ひた隠しにする」の使い方・例文
「ひた隠しにする」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.親にひた隠しにしていた彼の存在がばれてしまった。
2.ひた隠しにしていたミスが発覚し、大問題に発展した。
3.彼は昔の自分の秘密をひた隠しにしている。
3つの例文を挙げてみました。
例文1は、厳しい家庭で育つとなかなか言い出せなかったり、なぜか悪いことをしているような気になって言えないものですよね。親が厳しいのか紹介できないような相手なのか、「ひた隠しにする」恋愛は避けたいですね。例文2は、ビジネスでの出来事を想定しました。ビジネスだけでなくどんな場面においても、ミスは隠しても良いことないですよね。速やかに申告して問題解決に注力するのが得策ですね。例文3は、いわゆる黒歴史でしょうか。知られたくない過去はきっと誰にでも一つはありますよね。
その1「隠蔽」
「ひた隠しにする」と同じ意味の言葉に「隠蔽」とあります。「いんぺい」と読み、「故意におおいかくすこと。」の意。詳しく説明すると「見られたくない物・知られたくない事を覆い隠す」という意味になりますよ。「隠蔽」の「蔽」という文字は、「草・ぼろぼろになる」の二つの象形から成り、「長い時間の経過と共にその姿が草に覆われる」の解釈から「覆い被さってその下の物を隠す」を表現する文字になっていますよ。「事実を隠蔽する」などの言い方をしますね。
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