国語言葉の意味

「私事」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「私事」について解説する。
端的に言えば「私事」の意味は「公でないこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んだ。一緒に「私事」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

Ozean

ライター/flicker

仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。

「私事」の意味や語源・使い方まとめ

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「私事」の読み方は「わたくしごと」です。それでは早速「私事」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「私事」の意味は?

「私事」には、次のような意味があります。

1 自分個人のこと。また、私生活に関係したこと。わたくしごと。「私事に立ち入る」「私事に属する」⇔公事。

2 他人に知られたくない秘密。かくしごと。「私事を暴く」

1 公的でない、自分だけに関係した個人的な事柄。しじ。「私事で早退する」「私事で恐縮ですが」

2 自分だけのこととして、秘密にしていること。内証事。隠し事。

出典:コトバンク

「私事」は自分一身に関した事柄。ないしょ事や密事のことです。「わたし」が現代の標準的な自称の人称代名詞と見なされていますが、「わたくし」はそれよりも敬度が高く、改まった場面に用いられますね。

「私事」は「わたくしごと」と読みます。ここでは「私」を「わたし」とは読みませんが、「私」を「わたし」と読む場合「私」は自称の最も一般的な語となります。「自分をさす言葉」として「わたし」を標準の形とし、「わたくし」は改まった場合の用語とされていますよ。また「わたし」は男女問わず最も標準的な自称の人称代名詞とみなされています。

「私事」の語源は?

次に「私事」の語源を確認しておきましょう。

「私事」の「私」は自称の人称代名詞です。古くは公に対する私や私心などの意の名詞として平安時代頃から用いられていました。人称代名詞としては室町時代辺りから用いられるようになったと言われていますよ。そして今日に至るまで最丁寧な自称の人称代名詞として「私」は男女ともに用いています。

また「事」は仕事や商売の内容をしめす小さなはたを持っている様子から「ことがら」「できごと」の意味に使われるようになりました。「私事」は「私」と「事」が合わさり「自分ついてだけのできごと」「自分に関係のあることがら」という意味になりましたよ。

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Ozean